メダカを育ててみよう

        メダカの飼い方  

  採卵

稚魚は夏の間に大きく成長します。ですから なるだけ 夏までに採卵して孵化させた方が越冬が楽です。




   
1、一番簡単な採卵

♂♀のメダカを入れた水槽にホテイ草やアナカリスなどモジャモジャした水草を入れておきます。メダカは 毎朝産卵し水草などにタマゴをこすりつけます 。タマゴは親たちに食べられますが、水草が多ければかなり残ります。(産卵水槽を作る場合、親メダカの数は少ない方が良いです)

一週間〜10日ほどしてたくさんタマゴが生みつけられた頃にタマゴのついた水草を他の水槽に移し稚魚の孵るのを待ちます。
水槽の下にもかなりのタマゴが落ちますので、親だけ移動させるという方法もあります。


   
2、そのつぎに簡単な採卵(正確な採卵日を知りたい場合)

毎朝 タマゴの生みつけられた水草を取り替えて別の容器で育てます。
水草は1〜2本にし そのかわりにメダカのよりどころとして石や植木鉢のかけら等のかくれる場所をつくってやります。



   
3、♀のお腹から直接採卵(正確な採卵日を知りたい場合)
                  

まず小さなタモを2つ水槽に入れます。そして、採卵する♀を決めます。片方のタモ(または棒でもよい)でメダカをすくいやすいところへおびき寄せ、じっと待っていた方のタモですくい上げます。タモを2つ使うとメダカの気が散って簡単にすくえます。なるべくメダカを驚かせないようにしましょう。

水面近くまで引き上げ、はねまわるままにしておきますと一瞬あきらめてじっとする時が来ます。指でメスのお腹をさすってやるとじっとしていますから、素早くタマゴを引き離し押さえておき、メダカを逃がしてやります。押さえていないと附着毛でつながっているタマゴもついて行ってしまうことがあります。

この時、メダカはよくはねるので必ず
水槽の上で作業しましょう。


このようにすると正確な誕生日のタマゴがとれます。




   4、
睡蓮やハスなどを栽培している屋外水槽での採卵

今年はこういうところで採卵しています。

睡蓮など水辺の植物に花を咲かせるには日照が大切ですが、水槽を長時間日に当てるとトロロ昆布のような藻が出来ます。メダカはこういう藻によくタマゴを産みつけます。

方法1、
この藻はバクテリアの住処になり水をきれいにしてくれますが、増えすぎると見苦しいものです。それでこういう藻を歯ブラシなどで引っ掛けて取りのぞきます。と その中にたくさんのタマゴがくっついています。

この藻を小さな水槽に入れておくとつぎつぎと稚魚が孵ります。
この場合、藻が酸素を出し水草の働きをしてくれます。



方法2、
元気なタマゴは薄黄色の透明で1mmくらいの大きさです。さわるとプチッとした感触なのですぐにわかります。タマゴだけ取り出して草が育っている他の水槽にドンドン入れます。時期が来ると勝手に孵化してそこが稚魚水槽になります。


ハスや睡蓮を育てていない場合はバケツやミニタライなどでタマゴ・稚魚水槽を作ります。

 赤玉土や黒土を2〜3cm敷きます。
草はアナカリス・セリ・クレソンなどなんでもいいです。
ホテイアオイ・スゲなどがあれば入れておくと水の浄化をしてくれます。
意外かもしれませんが地面に生えている苔もなかなか良いです。


● 近くに休耕田があればそこで育っている草を土と一緒にもらってきて水槽に入れ水を張って置くのもいいです。(ミジンコなど発生しやすく、いい稚魚水槽になります)




このように土や水草を入れた水槽にタマゴを入れて少し日に当てて管理すると世話いらずでとても気楽です。

藻や草から採卵している間はメダカを無視します。決して追いかけたりしません。なれてくるとメダカも安心して平気で浮き出てくるプランクトンを食べに来ます。
採卵した後、親メダカたちにエサを与えます。毎日同じリズムで接しているとメダカは安心して寄ってきます。

採卵したタマゴは春は20日以上、夏は一週間、猛暑のときは4〜5日で孵ります。

                          2003年更新