あさがおさん観察日記 '12

2012年02月11日の記事

2012年2月11日(土) 05:07

WotC Revives ‘Duel Masters’ Franchise

 
WotC Revives ‘Duel Masters’ Franchise


 タイトルはICv2の記事のタイトルそのままコピペなのですが、なんで「‘」と「’」が全角2バイト文字なのかは謎です。 (^^;

 平たく言うと「一度北米でこけたデュエル・マスターズをもう一度北米で復刻するよ」らしいです。私が伺っている情報ですと、北米のデュエル・マスターズは発売から半年ほどで実質死に体という大敗北だったようで。 (^^; 一応現在は Magic が北米で最も売れているCCGにはなっているものの、競合他社がキッズTCGを主軸に巻き返しを図っているので、WotCも同じキッズTCGの部門で(日本では大ヒット商品となっている)デュエル・マスターズでもう一度勝負しよう。そんなところでしょうか。

 まず率直に言ってしまいますけど、私個人は「これは成功しないんじゃないか」と見ています。そう考える理由は極めて簡単で、WotCという会社にはキッズ向けビジネスを成功させるノウハウがないからです。なにしろWotCはハリーポッターTCGを短期間で爆死させ、あまつさえポケモンTCGすら斜陽ビジネスにしやがったメーカーですから。 (^^; ただし前回と大きく異なる点もあって、どうやら今回はWotCの親会社である Hasbro 社がデュエル・マスターズの復刻に大きく関与しようとしているみたいです。そうなると若干風向きが変わる可能性もあります。

 でもねえ。もし万が一北米でデュエル・マスターズが成功したとして、それで多くのユーザーを食われて斜陽化するゲームタイトルが Magic になったりはしないんでしょうか。 (^^; この辺は現在北米で Magic を買っている主たる購買年齢層がどの辺かが重要になります。ただ逆にTCGというジャンルから若年層が軒並み離れてしまっている状況があったとすると、今後北米市場にキッズTCGを投入しても全タイトル爆死という可能性もゼロではありません。実際リーマンショックを境に北米でキッズTCGは軒並み売上を落としていますし。

 なんて言ったらいいのかなあ。なんか最近の北米CCG市場を見ていると「病み上がりで胃の調子が十分戻っていない患者に、無理矢理キッズTCGというご馳走を大量に皿に盛って全量食べさせようとしている」という感が否めません。普通に考えれば大量の食べ残しが出るでしょうし、あまつさえ一口も食されずに終わる可能性まであります。せめてどれかのタイトルが大ブレイクして北米CCG市場を活性化してくれるといいのですけど、下手するとこの新製品ラッシュが大量の不良在庫を生み、北米CCG市場にトドメを刺す結果すら招きかねないです。

# 遊戯王やポケモンTCGも現状を黙って見ているわけではないでしょうから、今後物凄い反攻作戦に出る可能性もあります。そうなると北米の若年層CCGファンがどのゲームを遊んでいいか分からなくなって混乱し、結局どれ一つ売れなくてサヨウナラという可能性があるかと思います。CCG販売店も店ごとに対応や判断は分かれそうですし。

※ 追記

 北米でハリーポッターTCGやポケモンTCGが落ちぶれた理由はもう1つあって、要はWotCが Magic での成功を勘違いし、なぜか両タイトルで「競技だ!」「認定トーナメントだ!」をやっちゃったわけです。 (^^; ハリポタの世界観を楽しみたい&可愛いポケモンのカードで遊びたいでTCGを買ったお子様方は、訳が分からず口ポカーンだったに違いありません。それ以外に満足な販促があったようにも見受けられませんでしたし。この際なのではっきり言いますけど、本当に北米でデュエル・マスターズを成功させたいのであれば、むしろ「WotCは販促には一切口を出さない(出させない)」くらいの方がいいかもしれませんよ。

written by Aysen [いつもの日記] [この記事のURL] [コメントを書く(コメント不可)]

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