残念ながら、この言い伝えについては、我々が見つけたどの資料にも、同様の ものが見つかりませんでした。
 カメムシは敦賀ではヘクソムシと呼んでいます。若狭ではオガムシとかヘッカンとも呼ばれているようです。さわると大変臭いにおいを 噴出する虫ですから、どちらかと言えば悪い印象で御存知の方も多いのではない でしょうか。生物学的には、半翅目陸生異翅亜目に属する昆虫の総称です。学研 の生物図鑑「昆虫V」によれば、東北や信越地方の人家では冬季に越冬のため、 この仲間が家屋に侵入し、その悪臭に悩まされる事があるそうです。このことか ら考えられることは、大量発生すると言うよりは、厳冬の折は、家屋への侵入数 が多いと考えれば、説明は付きますが、本当のところは不明です。